Webアクセシビリティとコントラストについて
Webアクセシビリティとはどんなもんか
Webアクセシビリティという言葉を聞いたことはあるだろうか。
簡潔に言えば、「あらゆる人がコンテンツにうまくアクセスできること」といった意味合いで、色覚異常だったり、モニターが多少おかしかったりしても問題ないようにすることである。
Webページのアクセシビリティというのは、主にWebページの制作者がアクセシビリティを考慮してデザインやコーディングを行うわけなのだが、ページの見た目を何から何まで制作者側が担うかというとそうではない。
意識していない人も多いだろうが、Webブラウザではある程度のページの外観をユーザー側が設定することができる。
その中では文字色や、文字サイズを変更することができ、当人にとって見やすいように設定ができるのだ。
ただこれは完璧ではなくて、スタイルなどと呼ばれるサイトの「見せ方」の設定によってはユーザーからのこうした設定変更を受け付けない状態を作り出すことができる。
例えば
「見出しの文字は赤にしよう」と赤い色を設定した場合、ブラウザ設定でのデフォルトの文字色を変えたとしても赤い色は赤い色のままである。
アクセシビリティを考えるのであれば、この例のようにむやみ色を設定するのは避けておくとユーザー側の設定を反映でき、見やすい状態を生むことができるのだ。